「珍駅巡礼」発刊その後

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    「珍駅巡礼(JR編)」はそこそこ評判もよく、インターネットニュースやテレビ番組でもとりあげられたりした。雑誌などのインタビューも受け、ラジオ出演も果たした。

    ある程度の印税は入ったが、デジタル一眼を購入し、地デジ化の時期と重なっていたため家中のテレビを地デジに買い代えると収益もほとんど無くなってしまった。

    とはいうものの本を出せたおかげでこの不景気の中、新しいカメラが手に入り、地デジ化ができたのでよしとしよう。

    しかし、利益がほとんど残らなかったのはやはり悔しい。少しくらい贅沢がしたかった、とちょっとモヤモヤした感じが残り、次回作への意欲が沸々と沸き上がってきたのである。

    【自己紹介・完】

    「珍駅巡礼」発売

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      ところが11月に入り、突然仕様の変更をいわれ、ほとんどの原稿を書き直すことになった。発売日も1月中旬と決まり、年内に校了にしなければならなくなり、一転して厳しいスケジュールとなった。

      それからは本業の合間に必死に原稿を書き、写真の変更や追加などもしていった。結局、最終原稿を書き終えたのは年を越した1月5日、校了になったのは1月14日だった。

      発売日は1月28日。それまでに印刷・製本して全国配本なんてできるのか?と心配だったが、さすがそこは大手出版社。発売日にはみごとに全国の書店に並んだのである。

      【つづく】

      「珍駅巡礼」制作開始

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        2008年12月、その「珍駅訪問」を見たイカロス出版の方から「珍駅舎の本を出してみませんか」と打診された。

        年が明けてから担当者と直に会って打ち合わせをし、掲載駅の選定・台割は出版社側が決め、こちらは原稿執筆と写真の提供をするということになった。
        写真のほとんどはすでに撮影しているものを使用するので費用はかからないが、フィルムで撮影したものがほとんどで、必要な写真のネガを選別するのがたいへんだった。
        原稿はコツコツと順調に書き進め、10月末にはほぼ書き上がろうとしていた。

        【つづく】

        「珍駅訪問」を連載

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          2007年、サイト内の「駅舎ダイジェスト・珍駅」という小さなコーナーがある出版社の目に止まり、記事を書くことになった。それが三才ブックス「ワンダージャパン」内の「珍駅訪問」である。
          文章を書くのが苦手で、小中学校で作文の授業があるときはズル休みをしていたような自分に、全国誌で文章など書けるのだろうかと不安があったが、なにごとも経験と引き受けることにした。「駅舎」という好きなことについてなので意外と楽に書けたが、編集さんにはかなり直しをされた。

          「珍駅訪問」は2007年6月から2010年3月まで計12回の連載をさせていただいた。

          【つづく】

          サイト運営初期

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            今では信じられないが、サイト開設当初はサーバ容量が10MBしかなく、たくさんの写真を載せようとするとすぐ容量がいっぱいになり、思うようなサイト構築はできなかった。

            開設後半年ぐらいは1日の訪問者が1ケタと少なかったが、鉄道フォーラムに入会してわかった「駅舎撮影をしている人は少ない」ということが逆に幸いして、改築前の駅舎や廃止された駅舎を載せている当サイトは雑誌にとりあげられたりしてアクセス数は伸びていった。

            相変わらずサーバ容量の制限に悩まされたが、やはり多くの駅舎写真を載せたいという欲求にかられ、容量無制限のレンタルサーバを借りた。サーバ容量の心配が無くなったことから「JR全駅掲載」という目標ができたのである。

            【つづく】

            サイト開設

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              「廃止駅写真集」を出版したものの、まだ物足りなさを感じていた。
              それは本では読者の評価が伝わってこないこと、出版後に駅舎の状況は変わっても内容を追加・訂正できないこと、載せられる写真点数に限界があること、などだ。
              以上のことを解決するにはやはりサイトをつくるしかない。

              そして2000年に入り、インターネットの普及がさらに進んできたことから、再びサイト立ち上げにチャレンジ。10か月の準備・制作期間を経て10月1日「さいきの駅舎訪問」を開設した。


              ▲開設当初のトップ画像

              【つづく】

              「廃止駅写真集」を自費出版

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                1996年ごろ、自分の駅舎撮影という趣味をアピールしようと、ニフティサーブの鉄道フォーラムに入会。ところが会員数はとても多いものの,そのほとんどが列車を趣味の対象としており,駅舎に興味を持っている者がとても少ないという事実を知ることになった。駅舎の話題で盛り上がることもないまま、時は過ぎて行った。

                やがてインターネットが登場し、駅舎写真の発表の場としてサイトを立ち上げようとした。しかし当時のネット環境が充分でなかったことや知識不足のため断念。

                他に駅舎写真を発表する方法はないかと考えた結果、書籍にすることを思い付いた。
                印刷会社勤務のノウハウを活かして文字入力・図の作成・レイアウト・写真のスキャンなどを自宅のパソコンでひとりでこなし、費用は印刷代・製本代のみに抑えた。
                こうして1998年、自費出版本「廃止駅写真集」が出来上がった。500部作成し、雑誌「鉄道ファン」や鉄道フォーラムで告知、また書店に持ち込むなどしたが、完売するまでに約5年かかった。

                【つづく】

                就職ー駅舎訪問本格化

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                  就職して給料をもらうようになり、遠方へ泊まりがけで駅舎撮影をすることも多くなった。

                  このころ国鉄の赤字ローカル線の廃止がピークとなり、毎月のようにどこかの路線が廃止されるという状況になった。廃止予定のすべての駅を訪問するという目標を立て、そのための計画を立てる毎日。インターネットがまだない時代、情報を仕入れるのも楽ではなかった。月にいちどは廃止予定のローカル線に出かけるようになり、給料も生活費を除いたほとんどを旅費に注ぎ込み、貯金などまったくできなかった。

                  訪問駅は増えていったが、それを発表する場もなく「こんなことをしていていいのか」と自分自身に疑問をもっていた時期でもある。

                  【つづく】

                  財力のない高校時代

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                    こうして高校生となり駅舎撮影をはじめたわけだが、当然金があるわけもなく、近くの駅に自転車で行ったり、小遣いをためて年に数回出かける程度だった。
                    高校1年(昭和56年)の夏休みに5日間鳥取へ、高校2年(昭和57年)の夏休みに1週間九州へ駅舎撮影に出かけたが、この時もホテルには泊まらず「だいせん」「山陰」「日南」「かいもん」「ながさき」などの夜行列車を宿代わりにした。



                    国鉄の赤字ローカル線も少しずつ廃止されはじめたが、金銭的な理由で北海道や東北地方に行くことができなかったのが残念でならない。

                    やがて高校を卒業し、印刷会社に就職した。
                    【つづく】

                    ブルトレから駅舎へ

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                      しかしブルトレブームは未成年が深夜に行動するということが問題となり、補導される者も出て来たことから自分も深夜の撮影は自粛せざるを得なくなった。
                      ある時、雑誌「鉄道ファン」に東海道本線の全駅舎の写真がずらりと掲載されたことがあった。巨大な駅ビルから小さな木造駅舎までその各駅のバラエティの多さに驚き、駅舎に興味を引かれるようになった。
                      そして中学卒業も近くなったころ、ブルトレの撮影に熱中していたことを知っていた祖父が、高校入学祝いに一眼レフカメラを買ってくれた。ブルトレ熱も冷めかけていたが、このカメラを手にしたとき、「駅舎の写真を集めてみよう」と思い立ったのである。
                      【つづく】

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                      監修:西崎 さいき 編著:全国停留場を歩く会

                       

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